일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんさいこうき

震災後記

喜田 貞吉

喜田 貞吉의 震災後記(しんさいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,544자 · 41화면

아오조라 문고

九月十九日

住職大野秀文君は震災当時令息の入院に附き添って、横浜の病院におられたそうで、崩壊とともにやっと病人を担ぎ出して、逐い来る火焔を避けつつ、ともかくも無事引き揚げられたのだという。危ういことだった。

この夜は晩くなったから覚園寺で一泊。

九月十九日(水)

七月末に始めて踏査した厚木町方面震害は最もはなはだしく、そのうえ火災に罹ったというので、その節世話になった人々の見舞かたがた、視察に行きたいと思ったが、馬入川も困難だし、厚木・平塚間の道路は亀裂がはなはだしく、自動車も通うていなかろうというので見合わして、直ちに横浜へ引き返す。

横浜の惨状は全く東京以上だ。焼け跡をあちらこちら視察しつつ、まず市役所仮事務所に堀田〔(璋左右)〕君を尋ねたがおられない。転じて西戸部町に深沢〔(※吉)〕君を訪う。同君はもと日本歴史地理学会幹事で、ついで久しく神宮皇学館教授を奉職せられたが、その後学者を廃業して実業界に鞍替せられ、昨年ここに宏壮なる邸宅を構えられたのであった。しかるにその新邸宅も今度の震災にことごとく崩壊するの運命を免れなかったのだ。

おりから深沢君は会社の重役会議とかで川崎へ行かれて不在。