일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんさいこうき

震災後記

喜田 貞吉

喜田 貞吉의 震災後記(しんさいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,544자 · 41화면

아오조라 문고

★山県公と大隈侯

その婦人は泣く泣くさっそく店をしまって帰った。隣の米屋で川越藷一貫目六十銭で売っていた。公設市場よりも十銭安だそうだ。ところがそれも高いとあって怒鳴りつけられた。一貫目ずついく山にも盛り分けてあったのを、試みに一と山秤らされたところがあいにく二十目不足した。多数を扱うこととてつい一個他へ転がったのかも知れぬから、他のものをも秤ってみたいと哀願したが聞き入れなく、打つ、蹴る、なぐるの大乱暴で、それを仲裁せんとした傍人までも同じ憂き目の大相伴を免れなかった。その米屋も、仲裁者も、ともに在郷軍人として、一日以来町内の事に尽瘁している篤志の人々なのだ。傍観者のすべてがことごとくその警官に対して反感を起した。袋叩きにしてやれと言うのもあった。盗賊放火に対してのみならず、警官の乱暴に対して自警団の組織が必要だとまで絶叫したものもあった。混乱のさいにはこのくらいでなければ間に合わなかったのかも知れぬ。江戸時代の同心・目あかしなどの警吏は随分乱暴な制裁を加えたものだ。

★山県公と大隈侯

自分の宅の前にある護国寺の墓地には、近ごろ名士の墳墓が多い。中にも山県公と大隈侯のとは最も人目をひいている。