일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんさいこうき

震災後記

喜田 貞吉

喜田 貞吉의 震災後記(しんさいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,544자 · 41화면

아오조라 문고

★ただで一つおくれ

これは平素の火事にもあまり見かけぬ広告ながら、ともかく飛んだお相伴でお気の毒な次第と御同情する。よしや地震で焼けたにしても火元は火元で、類焼は互いに類焼に相違ないのだ。がしかし、こう露骨に出られてみると、打った人よりも直接打った手の方が憎く、猫いらずを飲ました人よりも、直接人を殺した猫いらずの方が憎いのではないかと考えさせられる。いな、さらにその猫いらずを売り出した人の方が憎いという人があるかも知れぬ。

★ただで一つおくれ

自分の宅の隣にIという小さい古道具屋がある。その主人いう。「今日も金槌を買いに来たものがあった。罹災者らしいので値段を安く言ってあげたところが、その人の曰くに、なるほど安いには安いが、実は俺は罹災者で金がないのだ、こんなにたくさんあるじゃないか、一つただでくれてよかろうという挨拶です。これは商売品ですから、ただ差上げる訳には行きませんと下手に出ると、君の所は焼けなかったじゃないかと言う見幕で、とても安心して商売も出来ません」というのだ。大阪から雑貨を持って商いに来た人があって、道のはたに品物を広げるとたちまちに売れてしまったが、金を払わないで行った人が随分多かったという話も聞いた。