후리가나로 읽는 일본 고전
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
村井 弦斎의 食道楽(くいどうらく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 170,664자 · 341화면
第三百二十五 人の言葉
しかるに我邦の文章とか文学と言われるものは鉄板を累ね張りにしてある。エッキス光線かラジューム線でなければ中の品物を見る事が出来ないよ。アハハ」とこの先生折々奇矯の事を言う。
第三百二十五 人の言葉
中川の言葉は奇矯なれども大原は深く感ずる事あり「中川君、我々が今までその困難を感じて来たのは仕方もない。また今の文学者連中が独りでよがっているのもその人の道楽として恕すべきだが将来の小児にその困難を感ぜしめるのは如何にも気の毒だね。それらの点は僕もよく取調べて他日我邦の言語文章を平易簡単に一定させるようにしたいね」中川「ところでそこに誤解されてならん事がある。世人はよく平易簡単というと一番短い賤しい言語に傾きたがるからそれを注意しなければならん。汝というのは長いからナで沢山だという事になっても困るさ。僕の主張は人を呼ぶのにナンジとかアナタとかオマエとかキサマとか幾通りもある言葉を一つに定める時はその中の一番丁寧な言葉に極めようというのだ。僕が子供を持ったら誰に向ってもアナタと呼ばせる。下女下男から親兄弟に向っても他人を呼ぶのにアナタの一語を知っていれば済むようにしたい。