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ちょうさきかん
中井正一評論集
中井 正一
中井正一『中井正一評論集』。同一底本的分册已合并为一书。收入:調査機関、図書館に生きる道、図書館の未来像、二十世紀の頂における図書館の意味、脱出と回帰、探偵小説の芸術性、芸術の人間学的考察、美学入門、絵画の不安、スポーツの美的要素。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 129,229 字 · 256 页
そのことは、内的自然の技巧としての身体構成がその力学的フンクチオンにおいてあらゆる虚言 L※(ダイエレシス付きU小文字)ge を脱落した時「見てくれ」の粉飾を放擲した時である。筋肉を主観とし、筋肉を客観とする血の構成がそこにその自らのはからいをすてて、純粋なる行為の中に自らを没したる時である。そこに「技術美」の最も深き根底が横たわる。
かかる意味でのフォームは、生身の形式である。生物におけるモルフェのごとく、成長してゆく一つの形態である。その意味のカラクテールでもある。極少の疲労により、極大の効果をあげるべく、筋肉繊維の運動的構成の目的化は、動植物のモルフェにおける合目的性でもある。それは働けるヴェゲテジーレン(植物化)である。それは浪漫派とは異った意味での「目的の国の戯れ」でもある、そしてその内面的評価として、自我が、自我の内面に無限に働く自分を見出すその感情はそれは芸術的といわんよりむしろ芸術を生み出す「力の感情」ともいわるべきであろう。「技術美」の内面には「芸術美」よりももっと奥のもっと深い感情が潜まされているとも考えられよう、いわば芸術創作の感情におけるごとくもっとより力学的である。