轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

げんだいゆいぶつろんこうわ

現代唯物論講話

戸坂 潤

「現代唯物論講話」白揚社、1936(昭和11)年12月

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 251,295 字 · 490 页

青空文庫

な自然科学である、ということが出来る*。独り生物学に限らず一般に博物学――自然史――はこのような性格を有つものだろう。

* ヴィンデルバント等によれば、自然科学は本来の特色から云って凡て法則定立的であるべきであって、人間の歴史学こそが個体記述的であるべき当のものである。併し吾々は生物学に於て個体記述的な而も歴史的な自然科学を見ることが出来る。実は、対象の著しい歴史性こそ、生物学を物理学などから区別する処のものである(この点に就いては M. Hartmann : Allgemeine Biologie, S. 3-4 を参照)。

(生理学は心理学と特殊な連関に立っている。併し之は少なくとも生物学全体に関するものではないから、他の機会に譲ろう。)

生物学がどのような特殊の自然科学であるかを、その輪郭に於て見た。今度は生物学が一般に諸科学乃至諸理論と、どのような関係にあるかを見る順序である。恐らく茲では併し、雑多なありとあらゆる関係が可能であるだろう。問題を簡単にするために、生物学が世界観にどのような影響を与え、又世界観からどのような影響を蒙ったか、だけを見ることにしよう。