轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

にっき

日記

宮本 百合子

31 一九四八年(昭和二十三年)

N3 · 进阶 · 新字新假名 · 27,379 字 · 56 页

青空文庫

」「ピサーレフはベリンスキー、ゲルツェン、チェルヌイシェフスキー、ドブロリューボフの事業のケイ承者であり六〇年代の庶民階級人(ラズノチニツィ)の最も輝やかしい代表者のひとりである」(訳者のあとがきより)

啓蒙という仕事はどういう性質の仕事だろう。世界の理性にとって、日本の現代にとって、啓蒙はもうすぎ去った必要のないことだろうか。啓蒙的ということについて今日重大ないくつかの誤りが行われていると思う。

啓蒙ということは、何でもやさしく書き、話すことであるという考えかた。これは最も民主的である筈の人々の間にもはびこっている考えかた。やさしく話すということよりさきに大切なのは、その人がどんなに真心から一つの真実を人々につたえたいとねがい、そのために努力しているかという問題がある。民主主義者の啓蒙的文筆活動が、一定の角度からの現実照明はあっても、心をうつ高貴性も、もゆる焔にもかけている理由は、その人々が啓蒙的にかく、ということを技術の問題だと思っているからだ。これは腹立たしく、そして、現代の可能性の浪費だと思う。

啓蒙的な文芸批評というものの真実の意義をわたしたちはもっともっと知らなければならない。