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にっき

日記

宮本 百合子

31 一九四八年(昭和二十三年)

N3 · 进阶 · 新字新假名 · 27,379 字 · 56 页

青空文庫

九月一日

九月二日

九月三日

九月四日

九月五日

九月六日

九月七日

反吐。

散歩に出て上の社のよこからずっと上り、細道をとおってこの間の川原の上から一廻りしてかえる。散歩は一人で出来ることでなし。

九月二日(木)

あした宮かえる、そのために『展望』へわたす原稿をすっかり手入れする一日かかる。

九月三日(金)

宮、八・五五分でかえる。送ってゆく、あっちの道から鳥居のすこし上まで。帰って来たらぐったりしてしまった。そして眠った。夕方しっかりした。

九月四日(土)

仕事。

九月五日(日)

仕事。

十一時すぎの汽車でおひささんが来た。四時五十分とかのレンラクまで休んで行く。十八日に上スワで一緒に遊ぼうということになった。

九月六日(月)

仕事。

亀屋へゆく途中ころびひざ小僧をすりむいた。

亀屋の先生あれで気分やで或る気むずかしさをもっている、田舎の生活とインテリゲンツィアのむずかしさ。

九月七日(火)

仕事。足がいたくて、昨夜巣鴨の夢ばっかり見た、仕事にとらわれすぎる頭になったので午後ポスト、婆さんと話しピアノをひいた。

ハガキ宮へ咲江へも

九月七日

反吐。

丹羽文雄の「告白」「洗濯や」などをよむ。この作者の「社会小説」というものは、何という薄情さだろう。