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にっき
日記
宮本 百合子
31 一九四八年(昭和二十三年)
N3 · 进阶 · 新字新假名 · 27,379 字 · 56 页
四月二十七日
四月二十八日
四月二十九日
四月三十日
四月二十七日(火)雨
昨夜電話をかける。六時。二時間かかると云っていたら四十分位。丁度宮かえったところ。菓子あるか云々というらしいのに、宴会のガヤガヤでちっともきこえず。スタンダールよむ。まだ夜よく眠れないし、ほんとになれない。こういうところは夜がわるい、まじめでないから。
四月二十八日(水)
ゆうべ早く眠り、きょうは馴れた。
『関西学院新聞』に「生きつつある自意識」十枚書き終ったところへ寿江子が来た。東京へ電話。
宿の主人飯田初子、勝江(娘6歳)
四月二十九日(木)
いい天気。寿と奥湯ヶ原まで歩いた。上り下り三時間半もかかって。新緑美しく、歩いてよかった。これで何となし体かるくなった。
四月三十日(金)
きのう歩いたからきょうは一寸散歩。昨夜、Sに二時頃まで談義した。実に度しがたく俗っぽくなっていて空虚だ。バカな妾の如し。自分の気に入ることだけ気に入る、利己主義とは別。
国会文化委員長福田(民主)黒モーニング、ぶた首。ぐりぐり苅にてっぺんだけのこして左右にわけている。「国会として」「いかんのう」的。みんな威張っている。羽仁五郎の口のききかたの横柄さ
○休ミ旅行には自分が二日ぐらい先に来て、宮が来て、五日ぐらい何にもしないで本よんでかえるぐらいがいい、仕事はうちがいい。