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にっき
日記
宮本 百合子
31 一九四八年(昭和二十三年)
N3 · 进阶 · 新字新假名 · 27,379 字 · 56 页
五月一日
五月二日
五月三日
五月四日
五月五日
五月六日
空気がゆるい。旅館では。
五月一日(土)
きょう、午後一時七分で帰京。湯河原、熱海でかける小説でないということについて十分知らなかった自分を痛烈に批判した。自分の家庭の純潔さ、すじのとおった明るさ。それでやっとかける小説だということについて。
五月二日(日)晴
宮がオスシたべたいというので桜井さん夫妻がこしらえに来てくれる、宮、八時頃帰って来て二十五ヶ以上たべた。午前、林さん来。お父さんの□□ひどくなった由。可哀そうに。おふくろさんうちへ通ってひるたべて縫物して貰うことにする。
五月三日(月)風雨
林さん注射にゆく。
仕事にとりかかる、九枚
四時すぎ散歩。
○女が男よりもやさしくない理由がわかったようなところがある。受けみでないということにある意味。うけみであるということからおこるエゴイズム。
五月四日(火)
○仕事12枚
きょうは散歩せず、あつい。ひとえでよい。
五月五日(水)
仕事。
三度御飯をたべること。一時間ずつ散歩すること。これを守ることに力を入れて、間で仕事をするぐらいに考えないとやってゆけないと知った。
五月六日(木)
仕事。
散歩
夜になってからの散歩は散歩にならない。