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にっき

日記

宮本 百合子

22 一九三八年(昭和十三年)

N3 · 进阶 · 新字新假名 · 6,910 字 · 14 页

青空文庫

一月二十五日

一月二十六日

一月二十七日

ひさ五時半に戸塚へ手つだい。十時頃まで二階でグーグーねてしまった。

一月二十五日(火曜)

〔発信〕第五信

一月二十六日(水曜)

鈴木氏のところへゆき、福田さんという人に会い、戸籍のことを相談する。やはり廃嫡にして分家した方がよい。

かえりにタバコやにきいて行ったら、もうこの間うち度々きかれたと見えてよく知って居り、同時に或表情をももっている。便利で、湯に近くていい。茶の間のよこがすぐ通れるようになっていて、そこには陽がささないのがよくないが。二十五円な由。いろいろ話し。こっちの顔につけてはなさない眼が切なく、はりきっていて苦し。素朴な信頼にたよっているところ。

一月二十七日(木曜)

〔受信〕一月十□日の分が着いた。

この頃すこし調子が整って来た。頭の調子が。云って見れば、一九三二年来の遑しい生活が急転したのだから、気分が落付き、こういう事情の中で着々仕事をしてゆけるようになるには一ヵ月や一ヵ月半はかかろう。

どたばたは今月だけにして来月は仕事にとりかかる。