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にっき
日記
宮本 百合子
06 一九二〇年(大正九年)
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 22,923 字 · 46 页
六月二十一日
六月二十五日
七月七日
七月九日
七月十一日
七月十七日
七月二十二日
六月二十一日 月
北風が冬のような音を立てて鳴る。雨は降らない心持秋のような日である。千葉先生に長く、近頃自分の心の中にある事を書いてあげた。結婚後一年になろうとする自分の心に起った変化である。
静かな生活はよい。田園は――箇人の内容が充実して居る時にはよい場所である。自分をさまたげられる事はない。東京の、特に私の家の生活は、何と云う複雑と、感情的いきさつにとんで居ることだろう。私があちらに居て仕事の出来ないのは、一つは圏境の故であろう。Aはどうして暮して居るか。
六月二十五日 金
「黄銅時代」に筆を下した。
七月七日 水
水津氏より、高二の英、教、を紹介して呉れる。自分達が自分達の生活を始めるのによいと思う。且、未定、
七月九日 金
二番茶つみ。
Everything will be improved. Dear, Life is such a curious thing
七月十一日 日
開成山より帰京。
七月十七日 土
『時事』に、感想十九枚を書く。
七月二十二日 木
今朝、Aは三日の旅行からかえって来た。昨夜、葉書を見てから、殆ど眠られないような焦慮が自分を捕えた。