輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
ぶんかしじょうよりみたるにっぽんのすうがく
文化史上より見たる日本の数学
三上 義夫
線上閱讀三上 義夫《文化史上より見たる日本の数学(ぶんかしじょうよりみたるにっぽんのすうがく)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 96,999 字 · 192 頁
私が「疇人伝論」を作ったのは、この人の誤解を解いたのである。
印度の数学史についても近年研究が次第に進むようであるが、先ごろ、カルカッタ大学教授ダッタ氏が印度と支那との関係を述べて居る中に、二十年前の私の旧著を参照しているので、近頃私自身もまた支那の数学史家の研究も段々進んでいるから、旧著の不精確であったのが愧ずかしいというようなことを申し送ったのであった。しかるに同氏からさらに寄せられた書状は、私も無感覚に読むことが出来ないのであった。試みに和訳してみよう。
……私ども支那語日本語に通ぜざる者には、貴下の前著『和漢数学発達史』が今でも唯一の信頼すべき憑拠に有之候。小生は貴下に対し、その後の御研究によって御増補に相成り、少なくも英語にて数学史を学び候者の便宜のために、適切なるものに被成下候事を懇望仕候。かくの如き和漢数学史の包括的にて権威ある著述が作られ候わば、一般数学史上のために大切に有之候のみならず、非亜細亜的諸学者がともすれば東洋人は数学について創見なきかの如く見なしがちに相成候処の証拠もなく正しくもあらざる非難に対して、亜細亜の文化をはなはだ正当に立証することにも相成り可申候事、容易に御承知可被下と存候。