Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 40.778 Zeichen · 82 Bildschirme

Aozora Bunko

九月十四日

九月十五日

九月十六日

九月十七日

九月十八日

向島祖母上告別式、澄子と母との反感まざまざとわかり私は苦しい気がした。母上にもすて難き恨みはあるのだろうが、もう少しオーヨーになるべきではないか。

九月十五日 月

『新小説』の仕事にかかる。が、林町では自分の部やというものがないのでちっとも落付けず、苦しい思いをしてやっと少し書く。

九月十六日 火

朝九時に起き、少しやったところ、うまくない。心が承知せず。

九月十七日 水

然し放っておけないのでやって居たら、実業日本の記者来。すむと古田中夫人が来て居られ、ふり切って来ることも出来ないので、四時すぎまで対手。一日が spoil されたと感じ、湯浅さんのところにゆきたくてたまらないところに電話の bell の音がした、新坐敷に居て、ハッとし、彼女からと直覚する。

下痢してねて居た由。行くことにし、急に仕度をし電車で出かける。かきかけの原稿は持って。母上にきっとかえると云ったが、雨も降り出したので、電話をかけて泊ることにする。

九月十八日 木

ひどい暴風雨でとても戸外に出られたものに非ず。一日居るとして、仕事にかかる。どうも思うようにゆかず、午後じゅう苦しんだが、不図気をかえて、やはり始めの Sweet pea のことにし、夕食はその見当がついたのでうれしくすます。