Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 40.068 Zeichen · 81 Bildschirme
四月十四日
四月十五日
朝山本実彦来、玉川を散歩したついでの由、いろいろ話しし二時すぎまで居た。五千、私の旅費に出す由。その話まとまった。Yのためにも仕事何か与える由(一年もしたら、ロシアで)。田村さんの話が出、かえる旅費千位出してもよいことを云って居た。一平の占いをし、山本君心に何か思い当って居た。
山本かえってからYと二人散歩に出、ずっと三井のところから裏へ出、山の上までのぼって遊んでかえり、思いがけぬところから私の声をきいてポチ、かけ出して来た。苅田さん、コートのところまで迎に来、早稲田の試験だった、ヴブノワさんの由。あやし。あさってわかる由。
海市火事でYのキモノやけてしまった。三人出かけ、オリエンタルでYの服アツラえ、海市により、ホカケズシ、ボー・ジェストを見た。コールマンよろし。
四月十四日(木曜)雨
ヴェートーヴェンの作品の説明をよみ、面白く、ピアノほしい。本当にピアノ欲しい。
四月十五日(金曜)雨
Y、『日露芸術』のための感想一つ書いた。
これで、もののかける自信ついたと云ってYよろこぶ。自分久しぶりであの長い間かかって居た仕事かたがついてうれし。
○自分この頃いかによきYでも彼女の力でどうにもしてくれられないものを憧れて居る。