Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 40.068 Zeichen · 81 Bildschirme
二月二十四日
二月二十五日
三越にゆき、自分長襦袢の裏を買い、事務所へ四時三十分行ったらもう父上居ず、丸ビルで春江ちゃんの祝(タン生)インド更紗買った。Y、中外に居る故、そちらへ出かけて、一寸校正手つだい、八時頃急に円タクで牛込館へ出かけ、或乞食の話を見た。マーモント。地味なよい役者ではあるが名俳優に非ずと思う。ウィンター・カムスの方がよかったろう。
二月二十四日(木曜)
Yの翻訳、始めの部分すっかり出来上った。それを手伝ってとじ、序よみなおす。クニッペルの、Y、いやだいやだと云ってやって居たが、それはよいものになった。実によいクニッペルの温かさ、敏感さ、女らしさが、活々して居る。
本当によいホンヤクだ。もう少し出来る。あと手紙十ばかり。勿論三月中には出来る。ブラボウ※(感嘆符二つ、1-8-75)
○私、仕事
二月二十五日(金曜)
私と春江ちゃんの誕生日、カイホーローでしてくれる由。行く。
途中お茶の水アパート又きいたが空間なし。松屋でYの原稿紙。基、春江、両親、英、国、スエ子。スエ子、もう髪をのばすと云っておかっぱをやめ、兎の尻尾のようなお下髪にして居る。可愛し。でも、まるで精神的なところないような娘に見えて自分心痛を覚えた。