Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 40.068 Zeichen · 81 Bildschirme
七月十九日
七月二十日
七月二十二日
七月二十三日
末膳、ゆかたの三人、自分そのまま居ネムリ、浜町河岸を散歩する。二十三日の川開きの下拵えの足場、国技館のイルミネーションが下から上へ消える。溺死人の残像、こわくてYにだっこして貰って眠る。
七月十九日(火曜)
○Kどこへか行って居ず。夜離れに三つ、スエ子の分も床をしいたのに終にかえらず。空の床を傍に置いて眠る心持。
姉弟と云い乍ら淋しかった。それ故夫婦ではどんなか。
林町泊る。
七月二十日(水曜)
Yの旅券下る。
Y、電話をかけてよこし、
「旅券が下りたよ――馬鹿にしてるじゃないか」
自分「あら、いやだ」と云って仕舞う。あまり現金に心理的会話なので可笑しく、かえってからも二人で笑った。
七月二十二日(金曜)
関さん来。(この日翌日の新聞で見たら九十六度という暑気であった)
関さんに何か恋愛問題めいたものがあったのではなかったか。ちょいちょいした言葉の間からそう感じた節々あり。
七月二十三日(土曜)
今日暑し。食慾を失い、参った。夕飯前まで昼寝をし、湯を浴び元気になった。
中島さん来、何だか元気なし、いろいろ話して見ると、love lone したらしい。ひどく参って居て、もう精も根もなくなった絶望だ。