Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 40.068 Zeichen · 81 Bildschirme

Aozora Bunko

八月二十六日

それに自分は又、ああいう状態であったから、余り気の利いた迎えようもせず、ためにYまるでフキゲンなり。殆ど一日。このようなこと、互に一緒に生活するようになってから始めてだ。

Y、私が一昨日おフーちゃんその他とムサシノへゆき、その他したことを、Yひどく怒る。一日中そのことを云う。Y、ケンヤクして旅行して居たのに留守を目がけてそんなことしないでよいと。自分全然そのつもりではなかった。

八月二十六日(金曜)

きのう夕方野上さんより手紙。ひどく参って居て(芥川さんの死によって)彼が、そんな彼であったのなら云々。然し、自分其については、志賀さんの芥川氏観正しく、又自分の感じかた正しく、野上さんのそう思うのは、激しすぎて居ると思う。又彼女がそれならそんなに人に対してざっくばらんになり得る人か。第一の難点ここにあり。

Y、その手紙の中から愉快なものを感ぜず。Yの云い分は、ベコ対Yを、彼女認めず――心の真を――Y、べこに価しない、それ故べこより軽く扱う、その点不快なのなり。然し、そういう感じで公平に交際出来ないのは無理ないが、自分としては、Yそんな点にもっとノホホンになって欲し。