Japanische Klassiker mit Furigana
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はいいろのきょじん
灰色の巨人/魔法博士
江戸川 乱歩
Lesen Sie 灰色の巨人/魔法博士 (はいいろのきょじん) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 156.085 Zeichen · 312 Bildschirme
おとうさんも、すこし、きみが悪くなってきたものですから、すぐ警察にとどけることにしました。すると、三人の警官がやってきて、蔵の内と外を、見はってくれることになりました。
不二夫君は不二夫君で、このことを電話で、少年探偵団の小林団長にしらせますと、その日の午後には、小林少年が四人の団員をつれて、かけつけてくれましたが、なんと、その四人のなかに、井上少年と野呂少年もまじっていたではありませんか。これはどうしたことでしょう。井上、野呂の二少年は、あやしい西洋館にとじこめられているはずでした。では、もう、あの西洋館から逃げだしてきたのでしょうか。しかし、それなら、あのできごとを小林団長に話すはずです。ところが、二少年はなにもいわないのです。まるで、なにごともなかったような顔をしています。なんだか、おかしいではありませんか。いったい、これはどうしたわけなのでしょう。
怪人は三日のうちに、もらいにいくというのですから、今日にもやってくるかもしれません。それには、やっぱり夜があぶないのです。そこで、みんなは、夕がたから持ち場をさだめて、金庫の番をすることにしました。