Japanische Klassiker mit Furigana
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まきのとみたろうじじょでん
牧野富太郎自叙伝
牧野 富太郎
Lesen Sie 牧野富太郎自叙伝 (まきのとみたろうじじょでん) von 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 94.045 Zeichen · 185 Bildschirme
「牧野先生を迎えて」
故に私の身辺は無事であって何等の心配もするには及ばなかった。
これは別の話だが、私が大学にいるうち私をよく理解してくれられし学長は、右の五島博士と箕作佳吉博士とであった。この両先生に対しては、今でも忘れず絶えず感謝の念を捧げている。私は曾てカヤツリグサ科の一新種であったマツカサススキを、世界的学名の Scirpus Mitsukurianus Makino と命名して発表し、すなわち箕作先生へデジケートし、そして先生の名を永久に記念する事にして、何時かは先生の墓畔へ水瓶を埋めてこのマツカサススキを植え、先生の霊を慰めんと思いつつなお今にはたさずにいる。その時の用意として、今私の庭にはそれが栽えてあって毎年よく花穂を出している。
土屋文明君の詠歌
ジャガイモを馬鈴薯とかく世をいきどおり
長生きしたもう君は尊し
「牧野先生を迎えて」
武蔵野原中なる清瀬病院内、清風会発行の「指向」第十八号五月号(昭和二十三年五月三十日発行)誌上に登載しある「牧野富太郎先生を迎えて」の、清風会文化部、永江梅子、松本美保子、渡辺友次、沢田栄一四氏の編集記事は次の通りである。