Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

まきのとみたろうじじょでん

牧野富太郎自叙伝

牧野 富太郎

Lesen Sie 牧野富太郎自叙伝 (まきのとみたろうじじょでん) von 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 94.045 Zeichen · 185 Bildschirme

Aozora Bunko

〔九〕信仰

〔十〕趣味趣向

どうも何か仕事をしていないと気の済まん性分と見えます。そして夏でも一向に昼寝をした事はありません。しかし二、三年来余り坐り通しで、大いに運動が不足しており、且つ日光浴も紫外線にあたる事も不充分ゆえ、これからはその辺に大いに注意すべきだと思っています。私の机は主として日本机を用い、テーブルよりは此方がずっと楽です。つまりこれはその人の習慣に由るのでしょう。

〔九〕信仰

信仰は自然その者がすなわち私の信仰で別に何物もありません。自然は確かに因果応報の真理を含み、これこそ信仰の正しい標的だと深く信じています。恒に自然に対していれば私の心は決して飢える事はありません。

〔十〕趣味趣向

私は生来いろいろの趣味を持っていますが、その中でも音楽、歌謡、絵画は最も興深く感じます。また自然界の種々な現象、種々な生物ならびに品物についても趣味を感じ、殊に火山については最も感興を惹きます。けれども他に超越して特に深い趣味を感受するものは、何んといっても天性好きな我が専門の植物その者です。草木に対していれば何の憂鬱も煩悶も憤懣もまた不平もなく、何時も光風霽月でその楽しみいうべからずです。