Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 40.068 Zeichen · 81 Bildschirme
三月十七日
三月二十三日
三月二十九日
東京駅へ行ったが居ず。あわて、あわて、あわててかえって玉電のところでYに会う。
ああモヤー。かじりついてしまった。
三月十七日(木曜)
Y、いよいよロシアにゆけることになった。五千ばかり出る由。今度京都へ行って、Y、家族の間に自分のしめて居る心の関係がわかって、父上ともしたしみよかった。自分これはまことにうれし。Yの資財として、八十五円とかの家賃の家一つある由。
セストラー〔姉妹〕の件
○Y京都に居つと遊ばずに居られず、遊ぶとなかなかあとを引くなり。
三月二十三日(水曜)
Y、旅行で仕事中絶し、又気が散った――
愛国婦人をやめるため、用事多く落付かず。
不安なり、フキゲンでもある。
三月二十九日(火曜)
林町にゆく、(山内さんから)東京駅で落ち合い、倉知にゆく。母上、スエ子、英。
自分外国ゆきの話をしたら、母上、そんなことだろうと思って居た云々。
余りひどい故、もう保留にしようとてそのままはなれにゆき、英男の話をきき、自分すっかり感動した。
もう母上は、元の母上でナシ、対等には扱えず。
英男、もうただ生きてさえ居りゃいいのさ全く。だからもう絶対屈従さ、何も本心なんか話せやしない。