Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 40.068 Zeichen · 81 Bildschirme
一月二十三日
起きてすぐレストランに行くのはいや。時間外茶一つのめないのでは、我々の生活立ちゆかず。m不機嫌。いやなり。夕飯の中途にてYより電話、寒き故とまった方がよかろうと。自分大して泊りたくもないが病気はいや。泊る。
Kのディザインよし。大いによし。床面に音楽的エフェクトあってよし。うれしかった。四時頃までいろいろ話す。
和田さんに夜電話をかけたらもう大阪に立った由。つまらない人!
一月二十三日(日曜)
スエ子と三越にゆき、ランドセル、Yのネル、本を見る。スエ子藤村読本をこのまず。テーマのはっきりしたもの、興味中心的物語をこのむ。あの年頃がそうなのか、性格か。ガリバーを買う。ランドセル伊東やにてある。スエ子大満足。mのスエ子に対する批評「バーバラスだ」とか「非常識だ」とか「たださえ人とかわって居るんだからね」等。自分があの頃よくそう云われ苦痛やる方なかったのを思い出して同情に堪えず。mはやさしさというものなし。子供の傷き易い感情を軟く守って居ることを知らず。然し、朝スエ子「おかあさま、よく眠れて?」ときくのを見、スエ子が母を愛して居る心根を感ず、強く。m、大きなことがあると力をあらわすが地道に絶えず悦びと安心の泉とならず。