Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠4

中里 介山

Lesen Sie 大菩薩峠4 (だいぼさつとうげ) von 中里 介山 (なかざとかいざん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 264.133 Zeichen · 524 Bildschirme

Aozora Bunko

「うむ、うむ」

「そのほかに、久留米の神主で、あの慷慨家の真木和泉が加わる、それから中山卿のお附であった池、枚岡、大沢の三人――中山卿は長州で亡くなられたそうじゃ。大和の十津川から浪華を経て、長州へおいでになったが、そこで亡くなられたということじゃ。まだ十九か二十のお歳であろうに、お痛わしいことな」

「そうか、中山侍従は長州で亡くなられたか」

「御病気で亡くなられたか、または不慮の御災難であったか、その辺は更にわからぬ。してその中山卿のお附であった池、枚岡、大沢の三人も加わってよ、浪華へ着くと、同藩の仲間や諸藩の脱走が走せ加わったから、兵を二手に分け、一手は船で山崎から、一手は陸を伏見へのぼって行った。何しろ兵器を携え、旗を立て、隊伍を乱さず上って行くのだから、京都も騒がずにはいられないのじゃ」

「なるほど、なるほど」

「それにまた国司信濃や益田右衛門介らが鎮撫を名として馳せ加わって、とうとう御所へ押しかけてしまった、そこで会津、一橋、薩州の兵を相手に、畏くも宮闕の下を戦乱の巷にしてしまった」

「うむ、うむ」

「しかし、さすが命知らずの長兵も諸藩の矢に攻められて、来島又兵衛は討死する、久坂玄瑞も討死する、福原、国司、益田の三家老は歯噛みをしつつ本国へ引上げるということになって、その後が長州征伐の結末は、毛利公の恭順と