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Japanische Klassiker mit Furigana

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まきのとみたろうじじょでん

牧野富太郎自叙伝

牧野 富太郎

Lesen Sie 牧野富太郎自叙伝 (まきのとみたろうじじょでん) von 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 94.045 Zeichen · 185 Bildschirme

Aozora Bunko

だから私はかなり早くから英学を習った。

これは新知識を開くに極めて役立った。

その時分の本は色々の『リイダァ』、文法ではアメリカの本で『カッケンボスの文典』『ピネオの文法書』、『グードリッチの歴史書』『パァレー万国史』『ミッチェルの世界地理』『コルネルの地理』『ガヨーの地理』(その時分フランス語の発音が判らずガヨーをガヨットといっていた)『カッケンボスの物理学』『カッケンボスの天文学』その他色々な地図や算術書もあった。辞書では『エブスタアの辞書』また英和辞書もあった。英和辞書のことは薩摩辞書と呼んでいた。その時分ローマ字の『ヘボンの辞書』などもあった。このように佐川は他よりも早く英学を入れたわけである。

私はその頃、地理学に興味をもち、日本内地は勿論世界の地図を作ろうと考えたこともあった。

私は小学校の先生をしていたが、学問をするにはどうも田舎に居てはいかん、先に進んで出ねばいかんと考え、小学校を辞し高知へ出かけた。

その頃東京へ出ることなどは全く考えなかった。東京へ行くことなどは外国へ行くようなものだった。

高知で私は弘田正郎という人の五松学舎という塾に入った。