Japanische Klassiker mit Furigana
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そうもくちゅうぎょ
艸木虫魚
薄田 泣菫
Lesen Sie 艸木虫魚 (そうもくちゅうぎょ) von 薄田 泣菫 (すすきだきゅうきん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 114.254 Zeichen · 226 Bildschirme
」
「小っちゃな神様になりたいからなんだよ。」第三の雀が貝殻のような嘴をすぼめて、皮肉な口をききました。「現におれ達をかついだあの二人の画かきだね。あいつらはおれ達の眼をうまくくらまかしたというので、たいした評判を取り、おかげであの画は途方もない値段である富豪の手に買い取られたそうだ。何が幸福になるんだか、人間の世の中はわからないことだらけだよ。」
「そうだとも。そうだとも。」
残りの雀は声を揃えて調子を合せました。
「ほんとうに忌々しいたらありゃしない。ひとの失敗を自分の幸福にするなんて。今度出逢ったが最後、この剣でもって思いきりみなの復讐をしてやらなくっちゃ。」
蜜蜂は黄ろい毛だらけの尻に隠していた短剣をそっと引っこ抜いて、得意そうに皆に見せびらかしました。剣は持主が手入れを怠けたせいか、古い留針のように尖端が少し錆びかかっていました。
「お前。まだ分ってないんだな。画を描くことの出来る手は、また生物を殺すことも出来る手だってことがさ。」第一の雀は蜜蜂の態度に軽い反感をもったらしく、わざと自分の不作法を見せつけるように、枝の上から白い糞を飛ばしました。