Clásicos japoneses con furigana
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おうべいかっこく せいきょうにっき
井上円了・世界旅行記
井上 円了
Lee 井上円了・世界旅行記 (おうべいかっこく せいきょうにっき) de 井上 円了 (いのうええんりょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 260.015 caracteres · 519 pantallas
七、ペナン遊覧
、雑談となり、滑稽となる。これ船中の余興なり。もって「船中無新聞寒尽不知年」(船中では新しい情報もなく、寒さもなく新年のことも知ることなし)の境界を見るべし。午前十時、三人相携えて上陸。余は領事館および三井物産会社支店を訪い、馬場氏に面し、日新館にて河合、甲賀両氏と手を分かち、印度支那汽船会社の便船瑞生号(Suisang)に転乗し、午後五時、ペナン(Penang)に向かって発す。
七、ペナン遊覧
五日、炎晴。終日マレー半島の西岸に沿って北走し、六日払暁、ペナン港に入る。シナ人のここに上陸するものおよそ五百名あり、みな下等の労働者なり。人評して曰く、シナ人の東洋諸港におけるは、なお蟻の砂糖におけるがごとしと。誠にしかり。金銭はすなわちシナ人の砂糖なり。船中において彼らの検疫を行うに、上衣を脱して、半身裸体ならしむ。これを一見するもまた一興なり。余もここに上陸し人車に駕して、市街および公園を遊覧するに、市街はシナ人および土人群れを成し、その間に欧米人あり、インドおよび諸島の人民ありて、黄赤黒白の雑種を一場に見ることを得たるは、その最も奇観とするところなり。