Clásicos japoneses con furigana
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おうべいかっこく せいきょうにっき
井上円了・世界旅行記
井上 円了
Lee 井上円了・世界旅行記 (おうべいかっこく せいきょうにっき) de 井上 円了 (いのうええんりょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 260.015 caracteres · 519 pantallas
ひろびろと広がる太平洋上の航路に、家郷は遠く夕日の西のかなたにあるのだ。)
十九日、曇り。北風冷を送り来たり、朝気颯々としてにわかに秋に入るの感あり。今朝験温するに、室内七十三度、海水七十四度なり。夜来波ようやく高く、船少しく揺動す。
二十日、曇り。北風波を起こし、波頭白を冠す。雲煙四涯をとざして、一望濛々たり。
二十一日、曇り。二個の海鵝の風濤をわたり、船を追いて飛※(「皐+栩のつくり」の「白」に代えて「自」、第3水準1-90-35)するのほか、終日目に触るるものなし。船中徒然のあまり、シナ革命の一絶を賦して、同乗梁振華氏に贈る。
霹靂夜来天地轟、黄竜失墜満廷驚、暁窓傾レ耳聞二人語一、四百余州革命声。
(はげしくなる雷が夜どおし天地にとどろき、皇帝は失墜し清朝は驚愕す。あかつきの窓に耳をかたむけて人の話を聞けば、四百余州に革命の声があがっているとのことだ。)
二十二日、曇り。夜来波さらに高く、甲板上に打ち上ぐること数回、船また横動し船病者を生ず。暁天雨を帯び、ときどき細雨来たる。
二十三日、晴雨不定。たちまち日光を漏らすかと思えば、たちまち凄雨蕭々として至るあり。