Clásicos japoneses con furigana
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おうべいかっこく せいきょうにっき
井上円了・世界旅行記
井上 円了
Lee 井上円了・世界旅行記 (おうべいかっこく せいきょうにっき) de 井上 円了 (いのうええんりょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 260.015 caracteres · 519 pantallas
(ぬきでてたつ高い塔は林の丘にそびえ、釈迦の遺跡がそのままであることを喜ぶ。想い起こせば三千年もいにしえの夜明け、明星の光のなかに真理を認識したのであった。)
古城依レ旧恒河辺、聞説如来転二法輪一、遺跡荒涼何足レ怪、魔風毒霧幾千年。
(古城は昔のままに恒川のほとりにたち、聞くところでは如来が法を説いて巡ったという。遺跡は荒れはてているがどうしてあやしむほどのことがあろうか、魔風と毒霧が幾千年も続いているのだ。)
檣頭回望気何雄、竺海波高貿易風、夕日沈時雲漸散、一痕月印碧空中。
(帆柱の先端より四方を一望すればなんと雄大なおもむきのあることよ、竺洋は波高く貿易風が吹きぬける。夕日の沈むころに雲はようやく消えて、一片の月が青い空に浮かんでいるのであった。)
高浪漲レ天船欲レ沈、長風捲レ雪昼陰陰、大人皆病児童健、始識無心勝二有心一。
(高い波は空にもとどくかのごとく、船も沈むかと思われ、遠くから吹き寄せる風は雪をおびて、白昼であるのにうす暗い。おとなはみな船酔いに苦しみ、子供たちは元気である。そこではじめて無心であることが、なにごとか思う心にまさることを知ったのであった。