Classiques japonais avec furigana
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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
Lisez 現代訳論語 (げんだいやくろんご) de 下村 湖人 (しもむらこじん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 127 327 caractères · 256 écrans
三(六九)
四(七〇)
五(七一)
」
○ 仁==孔子の道徳的理想で、理性愛というに近いが、それでは不十分である。しかもその用法には時に深浅があつて。一定しない。前節でそれを「親切心」と訳したが、その程度の意味に解した方が適切な場合もある。しかし、本章では殆んど孔子の理想に近い意味が含まれているので、むしろ原語のままが適切であろう。
三(六九)
先師がいわれた。――
「ただ仁者のみが正しく人を愛し、正しく人を悪むことが出来る。」
四(七〇)
先師がいわれた。――
「志向がたえず仁に向ってさえおれば、過失はあっても悪を行うことはない。」
五(七一)
先師がいわれた。――
「人は誰しも富裕になりたいし、また尊貴にもなりたい。しかし、正道をふんでそれを得るのでなければ、そうした境遇を享受すべきではない。人は誰しも貧困にはなりたくないし、また卑賎にもなりたくはない。しかし、道を誤ってそうなったのでなければ、無理にそれを脱れようとあせる必要はない。君子が仁を忘れて、どうして君子の名に値しよう。君子は、箸のあげおろしの間にも仁にそむかないように心掛くべきだ。いや、それどころか、あわを食ったり、けつまずいたりする瞬間も、心は仁にしがみついていなければならないのだ。