Classiques japonais avec furigana
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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
Lisez 現代訳論語 (げんだいやくろんご) de 下村 湖人 (しもむらこじん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 127 327 caractères · 256 écrans
四四(三七六)
四五(三七七)
――
「それは高宗にかぎったことではない。古人はみなそうだったのだ。君主がおかくれになると、三年の間は、百官はそれぞれの職務をまとめて、すべて首相の指図に従うことになっていたので、あとに立たれた君主は口をきく必要がなかったのだ。」
○ 書経==儒教経典の一つで、歴史と政治学とをかねたようなもの。
○ 高宗==殷の天子、名は武丁。
○ 時代がちがうので、こうしたことになると、論語も全く興味がない。ただ親の喪につつしむ心だけは永久に生かさるべきであろう。
四四(三七六)
先師がいわれた。――
「為政者が礼を好むと、人民は快く義務をつくすようになる。」
四五(三七七)
子路が君子の道をたずねた。先師がこたえられた。――
「大事に大事に細心な注意をはらって、自分の身を修めるがいい。」
子路――
「それだけのことでございますか。」
先師――
「自分の身を修めて人を安んずるのだ。」
子路――
「それだけのことでございますか。」
先師――
「自分の身を修めて天下万民を安んずるのだ。天下万民を安んずるのは、堯舜のような聖天子も心をなやまされたことなのだ。」
○ 原文の「敬」はつつしむことであるが、細心の注意ということが重要な内容になつている。