Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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げんだいやくろんご

現代訳論語

下村 湖人

Lisez 現代訳論語 (げんだいやくろんご) de 下村 湖人 (しもむらこじん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 127 327 caractères · 256 écrans

Aozora Bunko

二(一二一)

もし、日常の執務も大まかであり、政治の実際面でも大まかであると、放慢になりがちだと思いますが。」

先師がいわれた。――

「お前のいうとおりだ。」

○ 雍・仲弓==同一人。姓は冉(ぜん)、仲弓は字、雍は名。

○ 南面==天子、諸侯の政務を見る座は南面し、臣下の座は北面するのがきまりであつた。

○ 子桑伯子==魯の人といわれているが詳かでない。

○ 本章の原文は、一章につながつている本もあり、二章に区分してある本もある。訳文では、*を附してその区分箇所を示しておいた。前後の意味の関係についても次の両説がある。

一、前の部分に引きつづいてか、或は後日か、とにかくあとになつて後の部分の対話が行われたと見る説。

二、時間的には、後の部分の対話が先で、そういう対話を根拠に前の部分の孔子の評語が生れたと見る説。

しかしいずれにしても、仲弓の人物をうかがう材料としては変りはないであろう。

二(一二一)

哀公が先師にたずねられた。――

「門人中で誰が一番学問が好きかな。」

先師がこたえられた。――

「顔囘と申すものがおりまして、大変学問が好きでありました。怒りをうつさない、過ちをくりかえさない、ということは、なかなか出来ることではありませんが、それが顔囘には出来たのでございます。