Classiques japonais avec furigana
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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
Lisez 現代訳論語 (げんだいやくろんご) de 下村 湖人 (しもむらこじん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 127 327 caractères · 256 écrans
三(二〇八)
四(二〇九)
五(二一〇)
孔子は戯れに本章のようなことをいいながら、暗に自分の本領は一芸一能に秀でることにあるのではない、村人たちの自分に対する批評は的をはずれている、という意味を門人たちに告げ、その戒めとしたものであろう。
三(二〇八)
先師がいわれた。――
「麻の冠をかぶるのが古礼だが、今では絹糸の冠をかぶる風習になった。これは節約のためだ。私はみんなのやり方に従おう。臣下は堂下で君主を拝するのが古礼だが、今では堂上で拝する風習になった。これは臣下の増長だ。私は、みんなのやり方とはちがうが、やはり堂下で拝することにしよう。」
四(二〇九)
先師に絶無といえるものが四つあった。それは、独善、執着、固陋、利己である。
五(二一〇)
先師が匡で遭難された時いわれた。――
「文王がなくなられた後、文という言葉の内容をなす古聖の道は、天意によってこの私に継承されているではないか。もしその文をほろぼそうとするのが天意であるならば、何で、後の世に生れたこの私に、文に親しむ機会が与えられよう。文をほろぼすまいというのが天意であるかぎり、匡の人たちが、いったい私に対して何が出来るというのだ。」
○ 匡==衛の一地名。