Classiques japonais avec furigana
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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
Lisez 現代訳論語 (げんだいやくろんご) de 下村 湖人 (しもむらこじん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 127 327 caractères · 256 écrans
一二(三四四)
一三(三四五)
」
○ そのたやすいことが門人たちになかなか出来ないので、孔子はこの言を発したのであろう。こういう言葉を単なる難易の比較だと見て、甲論乙駁するようでは論語は死ぬ。
一二(三四四)
先師がいわれた。――
「孟公綽は、たとい晉の趙家や魏家のような大家であっても、その家老になったらりっぱなものだろう。しかし、滕や薜のような小国でも、その大夫にはなれない人物だ。」
○ 孟公綽==魯の大夫であつた。寡欲清廉な人ではあつたが、政治的識見才能に乏しく、たとい小国でも、一国の政治を任される人ではなかつたので、孔子は彼が魯のような大国の大夫であることに、大きな疑問を抱いていたのであろう。
一三(三四五)
子路が「成人」の資格についてたずねた。先師がいわれた。――
「臧武仲の知、公綽の無欲、卞荘子の勇気、冉求の多芸をかね、更に礼楽をもつて磨きをかけたら、成人といってもいいだろう。」
さらにいわれた。――
「しかし、今のような乱世では、そこまでは望めまい。利得の問題では道義を考え、国家の危急に臨んでは身命をなげうち、古い約束や、平常の誓いを忘れずに実行する、というような人であったら、今ではまずまず成人といえるだろう。