Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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げんだいやくろんご

現代訳論語

下村 湖人

Lisez 現代訳論語 (げんだいやくろんご) de 下村 湖人 (しもむらこじん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 127 327 caractères · 256 écrans

Aozora Bunko

ないね。」

すると子貢がいった。――

「なるほど人間の修養には、上には上があるものですね。詩経に、

切るごとく、

磋るごとく、

琢つごとく、

磨くがごとく、

たゆみなく、

道にはげまん。

とありますが、そういうことをいったものでございましょうか。」

先師は、よろこんでいわれた。――

「賜よ、お前はいいところに気がついた。それでこそ共に詩を談ずる資格があるのだ。君は一つのことがわかると、すぐつぎのことがわかる人物だね。」

○ 原文「如切如磋如琢如磨」は詩経(一八章參照)の衛風洪澳の篇に出ている句で、「切磋琢磨」という熟語はここから出ている。「切」と「磋」は骨角細工の工程、「琢」と「磨」は玉石細工の工程であるが、ここでは、そうした区別を立てて解する必要はない。丹念な精進努力の形容と見ればそれでいいのである。

○ 賜==子貢の名。孔子は門人を呼ぶ時には、姓やあざ名を呼ばず、必ず名を呼ぶのである。

○ 原文「往」は「過去」を意味し、「来」は「未来」を意味するが、ここでは必ずしも時間的のことだけに局限されず、「一をきいて二を知る」或は「打てばひびく」というような意味に解すべきであろう。