Classiques japonais avec furigana
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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
Lisez 現代訳論語 (げんだいやくろんご) de 下村 湖人 (しもむらこじん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 127 327 caractères · 256 écrans
一八(一一〇)
世間では彼を知者だといっているが、こんな身の程知らずが、何で知者といえよう。」
○ 臧文仲==魯の大夫。姓は臧孫(ぞうそん)、名は辰(しん)。文(ぶん)はおくり名、仲は字。
○ 蔡==卜亀。
○ 節==室の柱の頭の桝形(ますがた)。
○ ※(「木+兌」、第3水準1-85-72)==梁上の小柱。
一八(一一〇)
子張が先師にたずねた。――
「子文は三度令尹の職にあげられましたが、べつにうれしそうな顔もせず、三度その職をやめられましたが、べつに不平そうな顔もしなかったそうです。そして、やめる時には、気持よく政務を新任の令尹に引きついだということです。こういう人を先生はどうお考えでございましょうか。」
先師はいわれた。――
「忠実な人だ。」
子張がたずねた。――
「仁者だとは申されますまいか。」
先師がこたえられた。――
「どうかわからないが、それだけきいただけでは仁者だとは断言出来ない。
子張が更にたずねた。――――
「崔子が斉の荘公を弑したときに、陳文子は馬十乗もあるほどの大財産を捨てて国を去りました。ところが、他の国に行って見ると、そこの大夫もよろしくないので、『ここにも崔子と同様の大夫がいる。