Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lisez 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 214 332 caractères · 426 écrans
と云うものは乳母を置く程の手当がない程に窮して居るお屋敷、手が足りないからと云うので、市ヶ谷に一刀流の剣術の先生がありまして、後に仙台侯の御抱えになりました黒坂一齋と云う先生の処に、内弟子に参って居る惣領の新五郎と云う者を家へ呼寄せて、病人の撫擦りをさせたり、或は薬其の外の手当もさせまする。其の頃新五郎は年は十九歳でございますが、よく母の枕辺に附添って親切に看病を致しますなれども、小児はあり手が足りません。殿様はやっぱり相変らず寝酒を飲んで、奥方が呻ると、
新「そうヒイ/\呻ってはいけません」
などと酔った紛れにわからんことを仰しゃる。手少なで困ると云って、中働の女を置きました。是は深川網打場の者でお熊と云う、年二十九歳で、美女ではないが、色の白いぽっちゃりした少し丸形のまことに気の利いた、苦労人の果と見え、万事届きます。殿様の御酒の相手をすれば、
新「熊が酌をすれば旨い」
などと酔った紛れに冗談を仰しゃると、此方はなか/\それ者の果と見えてとう/\殿様にしなだれ寄りましてお手が付く。表向届けは出来ませんがお妾と成って居る。