Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ちめいのけんきゅう

地名の研究

柳田 国男

Lisez 地名の研究 (ちめいのけんきゅう) de 柳田 国男 (やなぎたくにお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 176 308 caractères · 347 écrans

Aozora Bunko

三五 サンキョ

ことに市場の交通における不利益は、ぜひともその農作の様式の上に影響をする。

一つの村に二様の農村を併立せしめ、私経済上調和もすれば衝突もすることになり、新町村の政治に対しいろいろの問題を提供する。それを皆地名が示している。美作などの大字または字に山手方・里方・谷方・畝方といい、地方によってはあるいは谷方渡方・山方里方・里方野方または町方在方などと部落の分れているのは、それぞれ多少の相違はあるが、いずれも皆しかるべき仔細があると認めねばならぬ。伊豆の村々や大和の山辺郡などの岡の上の百姓、または東京以西のいわゆる野方場の百姓は、官道の通過というような特別事由がなければ、集合部落は作りにくく、すなわちイを形造ることが少なかった。ゆえにイナカという語の本の意味は中古以前の土着のごとく岡の裾に住んで、沖一名和田の水田を耕す地方、すなわち今日の語で田処と呼ばるる村々にのみ当っている。

三五 サンキョ

関東から奥羽にかけての地名にサンキョというものが多くある。字は散居とも参居とも三居とも書くが山居とあるのが多く、山居沢・山居野・山居森・山居館などというておる。多分はその文字のごとく山中の住居の義かと思っていたが、不思議に平地にも往々にこの名がある。