Classiques japonais avec furigana
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
Lisez 食道楽 (くいどうらく) de 村井 弦斎 (むらいげんさい) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 167 435 caractères · 329 écrans
第三十一 カレンズ飯
第三十二 チース飯
第三十三 米のフライ
第三十四 米のフエタス
第三十一 カレンズ飯 前の通りにペラオ飯へカレンズを入れたものが出来ましたらば豚のシチューでなくとも白ソースでも黒ソースでも肉汁ソースでも掛けて出します。
第三十二 チース飯 は上等のお料理でチースの嫌いな人にでも美味しく食べられます。極く上等にするとお米一合を牛乳八合の中へ入れて摺り卸したチースを大匙五杯加えて塩胡椒の味をつけてお粥のように柔く煮込みますが倹約すれば牛乳を四合位用いて水を足しても構いません。それが出来ましたらベシン皿かあるいは丼鉢へ先ず今の御飯を少し注いで摺り卸したチースを大匙一杯だけ振かけてまた御飯を注いでチースをかけて都合四段にチースをかけてテンピの中で二十分間焼きます。
第三十三 米のフライ には色々の製法がありますけれども手軽にすれば炊いてある御飯大匙二杯へ玉子の黄身二つと塩胡椒とを混ぜてバターで揚げます。
第三十四 米のフエタス は前のフライよりもズット上等の御馳走で先ず玉子の黄身二つと砂糖大匙二杯とバター大匙一杯とを能く煉るように掻き混ぜてその中へ大匙二杯の御飯を入れてよく混ぜます。それからメリケン粉大匙五杯と焼粉小匙一杯とを合せておいて今の物の中へツブツブの出来ないように少しずつ幾度にも混ぜます。