Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

くいどうらく

食道楽

村井 弦斎

Lisez 食道楽 (くいどうらく) de 村井 弦斎 (むらいげんさい) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 167 435 caractères · 329 écrans

Aozora Bunko

第三十五 同じくカレンズ入り

第三十六 米のオムレツ

しかし力を入れて掻き廻してはいけません。ホンのザッと混ぜないと粉の粘着性が出て重くなります。その次にまた前に残してある玉子の白身をよくよく泡立てて少しずつ幾度にもメリケン粉をバラバラと振かけながらその中へ混ぜます。これで原料は出来上りました。別にフライ鍋へサラダ油でもあるいは上等のヘットでも沢山入れて弱い火へ掛けますと暫くする内に油から烟が立ち上ります。その時前の物を大匙へ一杯ずつ掬って油の中へそうっと落して気長に揚げますが揚がったと思う時分小楊子を刺し込んでみて何も着いて来なければ新聞紙か西洋紙の吸取紙の上へ一つ一つ置いて油を切ります。小楊子へ生々しいものが着いて来るようではまだ揚がらないのです。この品を食卓へ出す時に粉砂糖を上へ振かけます。

第三十五 同じくカレンズ入り は今の品物を最初に玉子と砂糖とバターと混ぜる時大匙一杯の乾葡萄を加えて今の通りの順序に揚げます。

第三十六 米のオムレツ は手軽にすると普通のオムレツを焼いて中へ御飯を入れて塩胡椒を振って柏餅のように合せますがそれでは味がありません。玉子の黄身三つへ御飯を大匙二杯入れて塩胡椒を振って能く混ぜておいて別に三つ振の白身を泡立てて加えて、バターの溶かしてあるフライ鍋へ注いで箸で一面によく掻き混ぜます。