Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 230.599 caratteri · 458 schermate

Aozora Bunko

くたびれた顔していたのでしょう? でもね、その位のことはありますでしょう、何と云ったって。

家のこと、きのうも云っていらしたように、いろいろの点わかりますが、私はやっぱりなおなお考えているのよ。たとえば十六日のお手紙に云われている、作品の生活的確実さと作家の生活というものについて、やっぱり私は、目下大体きまった方針を、いいとはどうしても思えません。現実にピラピラがつくのがいやということは、やっぱり私のかんのまともさであると信じます、決して決して庶民的[自注4]なんかではないわ。間借人的労苦というものが、それなりには出ないで、自分に向っても庶民的なものに向ってのロマンティシズムみたいなものがついてまわって、私がものわかりのわるい犢のように尻をおとしてひっぱられながら抵抗しているのは、実にそこのところです。

やっぱり林町向きとは反対の方向にあるのも自然らしいと思って居ります。ここの家賃なんか、今のアパート一室代ですものね、六畳三畳で少くとも30以上なのよ、今のアパートというものは、大したちがいでしょう? もととは。私はやっぱりもうすこし共同的な方法について考えて見るつもりです。