Classici giapponesi con furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate
それが、うちにかえる近道だったからです。
そのとき、怪物は、水面から全身をあらわしていました。頭は巨大なカニの形をしています。そこに二つの目がひかっているのです。頭の下に胸のようなものがあって、そこからカニのはさみににた、二本の腕が、ニューッとでています。そして、二本の足があって立ってあるくらしいのです。全身青黒くて、青銅でできているようなかんじです。
怪物はおそろしい速さで、岩山の上にのぼりつきました。そして、次郎君が森の中へにげこんでいくのをみつけると、パッと四つんばいになって、そのあとをおいました。その速いこと。巨大なカニが、えものをおっかけるのと、そっくりです。
次郎君は、森の中へにげこみながら、うしろをふりむきました。あっ、怪物がおそろしい速さで、ちかづいてきます。
もうだめだとおもいました。気がとおくなりそうです。足がうごかなくなって、グタグタと、ひざをついてしまいました。
「アナタ、ニンゲンデスカ。」
へんてこな声が、耳のそばで、きこえました。「あなた人間ですか。」ときいているのです。怪物がものをいったのです。それにしても、「人間ですか。