Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate

Aozora Bunko

メフィスト

ぐずぐずしていて、くらくなってきたら、たいへんだよ。かえりな、かえりな。」

ふたりは、また、顔を見あわせました。そして、目であいずをしながら、じいさんを安心させるために、心にもないことをいいました。

「うん、かえるよ。じゃあ、おじいさん。さよなら。」

そして、二少年は、そのままタバコ屋の前を立ちさりましたが、けっして、かえる気はありません。グルッと一まわりして、あの石の門の前に、ひきかえしました。なんとかして、このうちの中へ、しのびこもうと決心しているのです。

メフィスト

じいさんには、すぐにうちへかえるように見せかけて、まわり道をして、おばけやしきへ、ちかづいていきました。

そのとちゅうで、小林君は、赤電話で、明智探偵事務所をよびだし、明智先生に、これから、あやしいおばけやしきを探検することをつたえ、その場所を、くわしく、しらせておいたのです。

おばけやしきの洋館の鉄の門を、おしてみますと、しまりもしてないとみえて、なんなくひらきました。ふたりはその中へしのびこんでいきました。じゃりをしいた道を、二十メートルほどすすみますと、がんじょうなドアのついた、玄関があります。