Classici giapponesi con furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate
怪人の正体
怪人の正体
ふたりの少年が、壁ぎわの長いすに、ならんでこしかけるのをまって、明智が声をかけました。
「井上君、きみのであったふしぎについて、はなしてごらん。カニじいさんに、きみが消された話だよ。」
「はい。」といって、井上君は、その話をしました。カニじいさんに出あったこと、じいさんに森の中へつれこまれ、じいさんがカニ怪人の姿になって、消えてみせたこと、そして、井上君も消されてしまったこと、おおぜいのこどもに自分の姿が見えず、自分にぶつかって、ころんだこどもがあったことなどを、かいつまんではなしました。
「それで、きみはいまでも、自分が消されたとおもっているのかね。」
「いいえ、ぼくは、いっぱいくわされたらしいのです。ぼくが見えなかったのは、子どもたちばかりで、そのあとであった人には、ぼくの姿は、よく見えたのですから。しかし、どうして子どもたちに見えなかったのか、ふしぎでしかたありません。」
「まず、森の中でカニ怪人が、消えてみせた。そして、姿を消す力をもっていることを、きみに信じこませた。そのとき、怪人は、ほんとうに消えたのだとおもうかね。」
「わかりません。