Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate

Aozora Bunko

消えるロボット

小林君は、またノロちゃんの手をひっぱって、その部屋へ、はいっていきました。その部屋は、なぜか夜のようにまっ暗でした。

その部屋は、窓のよろい戸が、ぜんぶしめてあって、まっ暗でしたが、てんじょうと、壁の床に近いところに、一つずつ電灯がついていて、それが、こちらへ、強い光をなげています。

「あっ、いた、いた。あいつだっ!」

ノロちゃんは、ギョッとして、また逃げだしそうになりました。部屋のすみに、あの人造人間が、ニューッとたっていたからです。

消えるロボット

ふたつの電灯が、こちらをむいているので、そのむこうは、まっ暗です。そこに、ぶきみなロボットが、たちはだかって、こちらを、にらみつけています。

「小林さん、帰ろうよ。ぼく、いやだよ。」

ノロちゃんが、泣きだしそうな声でいいました。

でも、小林君は、ノロちゃんの手をはなしません。

そのとき、おそろしいことがおこりました。ロボットが、右手を高くあげて、サッと、ひとふりすると、その手が、どっかへ飛んでいって、見えなくなってしまいました。

はっとして見つめていますと、こんどは左の手を、サッとふりました。すると左手も、からだからちぎれて、どっかへ、飛びさってしまったではありませんか。