Classici giapponesi con furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate
消えた少年
あれと同じりくつなのでしょうか。
白い煙まで、いっしょになって、グルグルと、まわりはじめました。そして、それがスーッと、上のほうへ、たちのぼっていきます。
ああ、もうみえなくなりました。木のみきのまえには、なにもありません。井上君は木のうしろにまわってみました。そこにも、なにもありません。まったくきえてしまったのです。
古山博士の書庫の中できえたのも、このやりかただったのでしょうか。そうおもうと、井上君は、なんともいえない、へんな気持になっていきました。
「アハハハハ……、おどろいたかね。これがR星人の忍法だよ。地球人はおどろくだろうが、R星では、からだをけすなんて、なんでもないことだよ。アハハハハ……、こんどは、ひとつ、きみのからだをけしてみようか。」
井上君はギョッとして、へんじをする力もありません。
消えた少年
すると、大木のみきのうしろから、さっきのカニ売りのじいさんが、すばやく変身をして、にやにやわらいながらあらわれ、いきなり井上君のそばによると、両手で井上君のからだを、グルグルまわしはじめました。
すると、どこからともなく、白いあわのような、けむりのようなものが、とんできて、井上君の顔のまわりを、つつみます。