Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate

Aozora Bunko

しょっちゅう、でたりはいったりしているので、はっきりした数はわかりませんが、だいたい十人ぐらいのようでした。

怪人たちは、なにをたべているのか、わかりませんが、井上君には、パンやミルクやコンビーフなどを、たべさせてくれました。そのうえ、やわらかいベッドのある、小さい部屋を、あてがってくれましたので、井上君は、なに不自由なく、暮らすことができたのです。

怪人たちは、なにかいそがしそうに、でたり、はいったりして、ときには、みんなでかけて、井上君ひとりになることもあります。

井上君は、そういうときを、まちかねて、怪人のすみかを、しらべました。

この家は二階だての西洋館で、地下室もあるし、十五ほどの部屋があることがわかりました。

井上君は、だれもいないとき、それらの部屋を、かたっぱしから、のぞいてまわりました。どの部屋にもベッドとたんすがありましたが、ある部屋には、ベッドもなにもなくて、大きな金庫が、ドッカリと、すえてあるのに、びっくりしました。カニ怪人が金庫をもっているなんて、まったく、おもいもよらないことでした。

それから、井上君は地下室へおりていきました。