Classici giapponesi con furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate
しかし、小林君は、かまわず車をとばして、明智探偵事務所へと、いそぎました。
この三人は小林少年と、井上少年と、それから、地下にとじこめられていた、あの紳士です。
井上君がみつけておいた、おしいれの中にさがっている、カニ怪人の衣装を、三つとりだして、三人が身につけ、なかまとみせかけて、番人の目をくらまし、なんなくにげだすことができたのです。
林の中にとまっていた自動車は、小林君がのりすてておいた、アケチ一号でした。
さあ、なんだかへんなことになってきました。妖星人Rというのは、いったい何者でしょう。星の住人ではなくて、もっとちがった、おそろしい怪物かもしれません。
ともかく、かれらは、地球人にはまねのできない、ふしぎな妖術をつかうのです。
さいしょ、かれらのひとりは、銚子の近くの海の中から、姿を、あらわしました。
それから、古山博士邸の庭の土の中からわきだし、書庫にはいって、貴重な推古仏をぬすむと、そのまま書庫の中で消えてしまいました。おおぜいの人にとりかこまれたのですから、ぜったいに、にげるすきはなかったのです。
そのつぎには、カニじいさんにばけて、井上少年を、森の中にさそいこみ、じぶんも消えてみせたうえ、井上君も消してしまいました。