Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate

Aozora Bunko

」

「うん、気をつけて、地面を見ていこう。まだほかにも、かいてあるかもしれない。」

ふたりは、つぎの町かどで立ちどまりました。そこのマンホールの鉄のふたの上に、おなじような絵がかいてあったからです。

「あっ、わかった。このカニの目玉のほうへまがっていけば、きっと、つぎのまがりかどに、またこの絵がかいてあるよ。さっきから、ぼくたちは、カニの目のむいているほうへ、あるいてきたんだからね。」

そういって、つぎの町かどへいってみますと、思ったとおり、そこにも、絵がかいてありました。

ふたりは、なにかにひきよせられるように、カニの絵のある町かどへと、たどって、さっきから一キロほども、あるきました。すると、こんどは、ある大きなやしきの門の石の柱に絵がかいてあったではありませんか。

「井上君、ここが終点かもしれないぜ。」

「うん、そうらしいね。このうちへ、はいってみようか。」

門には鉄のとびらがしまっていて、おしてみても、びくともしません。そのへんに、よびりんはないかと、さがしても、みつかりません。

「きみ、だれかにきいてみよう。むこうにタバコ屋があったね。じいさんがいた、あすこへいって、きいてみよう。