Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate

Aozora Bunko

」

明智はそういって、中村警部と顔を見あわせ、にが笑いをしました。

「こいつは、少年探偵団のこどもたちを、目のかたきにしているんだよ。そこで、道ばたにチョークでカニの絵をかいて、小林君たちを、あの家におびきよせ、また少年探偵団の十三人のこどもたちまで、電話でよびあつめて、みんなに催眠術をかけて、こわいおもいをさせたのだ。少年たちは、いろいろなふしぎを見せられたが、ほんとうのできごとではなくて、みんな催眠術のまぼろしにすぎなかったのだ。

小林君が、この家にしのびこむまえに、電話でしらせてくれたので、ぼくは、それをきみにもつたえ、飛行具を車にのせて、ここにやってきた。こどもたちは、二十面相のために一室にとじこめられ、催眠術にかかっていた。そのすきに、ぼくはこの家の中をよくしらべて、先手をうっておいたのだよ。

それから、二十面相とむかいあって、催眠術のかけあいをした。どちらが心の力が強いか、おそろしい戦いだった。さいわいに、その戦いには、ぼくが勝ったのだがね。」

「いや、いつもながら、きみのうでまえには、一言もない。あやうく、にがすところだった二十面相を、またつかまえることができたのは、まったくきみのおかげだ。